メンヘラ、双極性障害だった女が起業して誰かの役に立つかもしれないサイト

承認欲求が満たされたあとの、慣れの果てに。




 

 

 

わたしは、極度のあがり症だ。

 

 

 

 

慣れない人とはなしをすると、顔がゆがんでしまったり、耳まで真っ赤になったり、脇に大量の汗をかく。

 

 

 

 

ひどいときは、ヒザがカクカクと震えだすこともある。

 

 

 

 

でも、それに反して「目立ちたい願望があった。」

 

 

 

 

その矛盾を埋めたいがため、わたしは中学生の時に演劇部に入った。

 

 

 

 

わたしの住んでいた町は、荒れ狂った先輩たちがたばこをふかしながら、単車をのりまわして学校に来るような、

 

 

 

 

そんな町。

 

 

 

 

そこでの演劇部の立ち位置は、ちょい荒れの人が集う集会の場。

 

でも、真剣に取り組んでいた。

 

 

 

 

私も例外じゃなくちょい荒れていたので、演劇部はどことなく居心地が良かった。

 

 

 

 

2年せいのときに、発表会がありお決まりの「ロミオとジュリエット」をやる事になった。

 

 

 

 

目立ちたい私は、主役のロミオに手を挙げた。

 

 

 

 

ジュリエットは演劇部でもっともかわいい子。

 

 

 

 

わたしは脇に汗をかき、ヒザをガクガク言わせながら精いっぱいスポットライトを浴びた。

 

 

 

 

それが、校内でバズッた。

 

 

 

 

その日からたぶんバカにされてたのだろうけど、

 

 

 

 

 

一つ上の男の荒れた先輩たちが私の姿を見つけると、

 

「ロミオーーー!!!」と叫んだ。

 

 

 

 

 

バカにされてるとわかっていても、

 

恥ずかしいような、うれしいような、とにかくわたしの承認欲求が満たされた。

 

 

 

 

 

矛盾が埋まった瞬間だった。

 

 

 

 

 

ろうかでも、体育の授業中でも、どこでもかんでも「ロ三オーー!!」と叫ばれて、

 

 

 

 

 

心の奥がくすぐったくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけど、それは一発屋のお笑い芸人のように、

 

 

 

 

 

1か月もすればまた世界は私からスポットライトを取り上げて、

 

 

 

 

「ああ、そんな人いたね」ぐらいの扱いになって、

 

 

 

 

秋の夕暮れのような虚しさだけがわたしの心のシコリとなって、

 

 

 

 

 

そしてわたしはまた、世界に自分がちゃんと存在しているかの確認作業に追われているんだ。

 

 

 




 

メンがヘラったっていいじゃない

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